鶴【Am】
ZHURAVLI

作詞
作曲
編曲
訳詞
R・ガムザトフ 
Y・.フレンケリ
L・リツヴェンコ
坂山 やす子
流れバージョン 合唱バージョン
Ahー Ahー Ahー
Ahー Ahー Ahー
私は ふっと思う
傷つき帰らぬ兵士ら
異国の土に眠り
いつしか白い鶴に
■鶴は昔から今も
■訪れては声伝う
■それ故か いつも切なく
■声もなく 空見守る

Ahー Ahー Ahー
Ahー Ahー Ahー
日暮れの 霧の空を
疲れた渡り鳥が飛ぶ
あの列の中の隙間は
もしや 私の為に
■やがて鶴の群れとなり
■青い夕もやを飛び立とう
■大空へ 鶴の言葉で
■世の人々 偲びつつ
Ahー Ahー Ahー
Ahー Ahー Ahー
▼訳詞:金谷守晶(森のフクロウ)
オオオオオー
オオオオオー
朝もやに煙る戦場を
鶴の群れ西に飛び立つ
異国の地に倒れし兵士ら
その身は白い鶴に
■懐かしいふるさと目指し
■春の空、鶴は舞う
■私はここにいるのだと  
■訪(おとな)いて悲しく叫ぶ
オオオオオー
オオオオオー
朝もやに煙る戦場を
鶴の群れ西に飛び立つ
異国の地に倒れし兵士ら
その身は白い鶴に
■懐かしいふるさと目指し
■春の空、鶴は舞う
■私はここにいるのだと  
■訪(おとな)いて悲しく叫ぶ



新おけら歌集(10/02/10)翼ひろげて / 楽譜:ビーさん(10/02-11/02)

鶴について
資料提供:lunatyさん(2006年7月10日 23:50)
■ ロシア連邦カフカース地方の共和国ダゲスタンの詩人ガムザートフが広島の原水禁大会に参加した時の印象をもとに書いたアヴァール語の詩のグレブニェフによるロシア語訳にヤン・ブレンケリ(1920-89)が1696年に作曲したもの(←伊東一郎。KDC2「つかれた太陽 岸本 力・ロシア民謡集」(歌は原語ロシア語?でした)の曲目解説から)。

■北島真行氏は詩人。某掲示板で、過去ログの中に見つけました。
http://www.dolphin.co.jp/hpr/yubari/bbs/051231.htm
「現在のダゲスタン共和国でソヴィエト時代に有名な詩人ガムザトフ:ガムザトフの父親も著名な詩人でした:によって書かれた詩です。フィルムで見ると、ダゲスタン共和国もスケールは違いますが夕張に似た山国です。訳詞をする際には、夕張と釧路湿原のイメージが思い浮かびました。」と、言っています。訳詞はむしろ日本語詩というほうが適切なのかも。なお、「鶴」の訳詞には、
  @ 北島真行訳
  A「うたの世界533」(ともしび歌集)所載の(N.ゴッフ詞)中村五郎訳
  B「うたごえ愛唱歌集1000曲選」所載の坂山やす子訳
  C「黒い瞳から百万本のバラまで―ロシア愛唱歌集」山之内重美訳(未見) 
  D その他………があるようです。
●この作詞と作曲のコンビでは、「ロシアの草原」という曲があります。深浦のうたごえでは超有名人「森のフクロウ」こと金谷守晶さんが訳詞をして、「ともしび」の歌集にも載っています。是非一度歌ってみてください。   
by bunbun(06/08/09)
鶴、昔の訳詞
▼森のフクロウ (1回)(2013/06/11(Tue) 16:45:45)
 昨日、資料を整理していましたら、フクロウが40年前に訳詞した『鶴』の訳詞が出てきました。確か、ロシアの草原を訳した半年後に訳したものです。
 正確な直訳ではありませんが、訳文はほぼ原詩に近いものです。ともしびの歌集に載っている訳(中村五郎)は4/4に編曲されていて、原曲の雄大さが失われています。この曲は12/8で訥々と、雄大に歌うべきものです。
 おけらのMidiで12/8で坂山やす子さんの詞ですね。1番は休符を多用し、2番はスラーでつなげるように歌う。別メールで楽譜(1973年NHKロシア語講座)を送ります。ご参照ください。Midiにフクロウ版訳詞を載せていただければ幸いです。
                    ……………… 中略 ………………
7月上旬に能代へ帰るつもりです。10月〜11月予定が結構あり、今年はどうにも都合がつきそうもありません。また最近男だてらにトウが立ってしまいまして(薹?糖?)そのうえ尿酸値も高く、現在治療中で長距離運転がキツイ状況なのです。
 能代のうたごえも決断せざるを得ないため、今年は取りやめにしました。何とか来年までに体を万全にします。宜しくご了解ください。
▼森のフクロウ (2回)-(2013/06/12(Wed) 15:29:46)
 歌詞に一部訂正があります。
 作った当時は何の違和感もなく、春に西へ飛び立つと詞を入れました。もともとの原詩には飛び去った方入っていません。20代のフクロウの思い込みで極東、シベリアでの戦争をイメージしてのことだったようです。また北海道の鶴の渡りがシベリアへ向かう方向としてのイメージが強かったせいです。

 でもロシア人にとっての戦争のイメージは結構広いんです。日露戦争、シベリア出兵での日本との戦いだけでなく、ナポレオン、ヒトラーなど西からの侵略者との戦い。そしてそれこそ何世代にもわたる露土戦争、南の回教徒との戦争。
 また実際鶴も日本からの渡りの他に、モンゴル高原、天山山脈を越えてくる鳥や、越冬期にはカザフ、ウクライナという詞があります。

 そこで、今のフクロウの解釈で1番の三行目『西』を『北』へかえさせていただきます。これならどっからでも北の方角へ向かうことに変わりはないですから。40年ぶりの修正です。