ディアボロの歌【Eb】
−大正8年−

作詞
作曲
訳詞
作者不詳
オーベル
堀内 敬三 


岩にもたれた もの凄い人は
鉄砲片手に しかと抱いて
歩む額(ひたい)は 帽子に見えねど
服はビロード ひらとなびく
 ■怖(こわ)や 嵐が吹こうと
 ■轟くその名は ディアポロ
 ■ディアポロ ディアポロ ディアポロ
菅公(明治41) ディアボロの歌(大正08)
仇と戦い 血潮に染もうと
きれいな女子(おなご)にゃ ご親切に
娘が路(みち)で 迷おうものなら
明日(あす)は涙で 家に帰る
 ■怖(こわ)や 娘が逃げても
 ■愛しいその名は ディアポロ
 ■ディアポロ ディアポロ ディアポロ




新おけら歌集(08/11/05-09/09/09)唱歌レコード / 楽譜:bunbun(2014/09)
■この曲は、歌劇「フラ・ディアボロ」(1830年初演) 中のアリア「岩にもたれた」。この歌は「ディアボロの歌」として、浅草オペラなどで広く歌われた。
■ちなみに、ディアボロとは、ジャグリングの道具の一種で、空中で回転させるタイプの独楽(こま)である。お椀を2個つなげたようなコマを、2本のハンドスティックに通した糸でまわすことにより安定させ、操る。