国のすみずみから 【Bb】

作詞
作曲
浜島 康弘
石原 いっき


きらめく光 青空のもと
しあわせの旗 高くかかげ進め
ひび割れた手に やわらかな手を重ね
  ■やがて来る あしたをめざし
  ■行く手はばむ者に こぶし突きつけ
  ■国のすみずみから のこらず進め
緑ゆたかな 大地踏みしめ
団結の旗 高くかかげ進め
土にまみれた腕に 油まみれの腕を組み
  ■やがて来る あしたをめざし
  ■行く手はばむ者に こぶし突きつけ
  ■国のすみずみから のこらず進め

さわやかな 五月の風のなか
平和の旗 高くかかげ進め
傷ついた心に あたたかな心をかさね
  ■やがて来る あしたをめざし
  ■行く手はばむ者に こぶし突きつけ
  ■国のすみずみから のこらず進め

同名異曲: 石原いっき ジェルジンスキー


新おけら歌集(05/04/13) / 楽譜:ビーさん(2005/05)

■1979年、第50回メーデーを記念しメーデー実行委員会が公募し、第1位入選した歌。
 作詞の浜島康弘
(名古屋青年合唱団)は「きらめく光 青空のもと しあわせの旗 高く掲げ進め やがてくる明日を目ざし…はすぐ出来たが、それからが進まず、誰に歌ってほしいか自間自答した。
 「すると大須事件の被告、家族の人達、全日自労のおばさんたちの顔がチラチラしてきた。そして、『この社会で最も苦労している人達の心をこそ歌わねば』と考えたら筆が動き始め… ♪〜ひびわれた手に柔らかな心を重ね 傷ついた心にあたたかな心を重ね…と。そして同時に、しあわせの旗を奪おうとする勢カヘの闘いなくして勝ち取れない」と詞を完成させた。
うた新「歌の小箱」59(07/04/16)