河の歌【Gm】
+ヴルタヴァ+

作曲
訳詞
B・スメタナ
林  光

山々の 泉で会い
やがて 一つの川になる
谷から谷へと くだり
流れは 速くまた強く

泡だちざわめく 波間から
むかしの勇士の 歌ひびく
祖国のため 兄弟たち 腕を組め

栄えある われらの旗で
すべての土地を 埋めつくせ
森には 角笛鳴りひびき
はたけに 緑はよみがえり
鳥はうたい 魚ははね 人おどる
長い眠りから 目覚め
我等は 再び山を下るだろう
兄弟のもとへ 帰るだろう

千年の眠りから 目覚めて
栄えある祖国の大地に春が来る
いまこそ 祖国に春が来る
■河よ うねり 笑い
■よろこび うたえよ

異名同曲: 河の歌 モルダウの流れ



新おけら歌集(15/03/06)うたのほん / 楽譜:ビーさん(15/04)
■この曲は、B・スメタナ(チェコ)の代表的な作品で、1874年から1879年にかけて作曲された交響詩『わが祖国』の中の第2曲。わが祖国は、ヴィシェフラド」、「ヴルタヴァ」、「シャールカ」、「ボヘミアの森と草原から」、「ターボル」、「ブラニーク」の6曲から構成されている。モルダウはドイツ語。