俺は労働者だ 【C】
+1954年日本うたごえ組曲+

作詞
作曲
佐藤ひろし

1: 腕はすじ金 ホイ!
心は一つだ ホイ!
ほんにそうだそうだ ホイ!
俺は労働者だ 俺は労働者だ
ホーイホイホイホイ
■それ その腕つなごう
■みんな来て つなごう

3: 赤旗ゆれれば ホイ!
ポリ公が棍棒ふる ホイ!
それがなんだなんだ ホイ!
俺は労働者だ 俺は労働者だ
ホーイホイホイホイ
■それ スクラム組もう
■がっちりと 組もう

2: おいらが入らなきゃ ホイ!
煙が出るもんか ホイ!
ほんにそうだそうだ ホイ!
俺は労働者だ 俺は労働者だ
ホーイホイホイホイ
■それ どんと闘おう
■今日も 闘おう



新おけら歌集(05/05/13) / 楽譜:ビーさん(05/05)

■1954年に北海道・日鋼室蘭大闘争の中で太平洋炭坑の労働者によって作られ、同年「原爆を許すまじ」とともに、日本のうたごえ祭典で発表され、全国にひろがった曲。原題は「おいらは炭坑夫だ」。

うたごえ新聞のタイトルロゴに入っている楽譜
■うたごえ新聞のタイトルロゴに入っている楽譜(当然その時代の特徴的なうたの一つだった筈ですよね)の変遷。
 創刊当初のものは“腕は筋金ホイ 心は一つだホイ ほんに そうだそうだホイ”で始まる「俺は労働者だ(1954年日本のうたごえ組曲より)」。二つめのは、“声高く 明るい 太陽のしたに 歌おう”で始まる「声高く」だと思います。今に続いている三つめが荒木栄の「心はいつも夜明けだ」ですよね。

 最初の「俺は労働者だ」(原題「おいらは炭鉱夫だ」)は、私も学生時代に歌いました(「俺は天下の労働者」なんてうたも歌いました)。好きな曲でした。曲はもちろんですが、歌詞も特に1番2番がいいです。「おけら」MIDIには入っていないようです。

 「声高く」は、1958年第四回原水爆禁止世界大会のころに作られ平和行進の中で歌われたうたで、作曲者は芥川也寸志。これに代わったのは具体的に何時かはわかりませんが、これが現在の「心はいつも夜明けだ」に代わったのは1966年9月頃のようですね。
lunatyさん(2005/05) 

うたごえ新聞タイトル 初代「俺は労働者だ」 (創刊1955年4月)

うたごえ新聞タイトル 2代「声高く」(切り替わり195x年x月?)

うたごえ新聞タイトル 3代目「心はいつも夜明けだ」(切り替わり1966年9月)