手毬と紙鳶(F)
幼年唱歌1(大正1)

作詞
作曲
吉丸 一昌
楠見恩三郎


トントン手毬の 數へ歌
(ひ)い 二(ふ)に 三つ四つ五つ
六つと数えて 七つの春に
わたしは 尋常一年生
  ■あら うれしいな うれしいな
  ●あら うれしいな うれしいな

ブンブン唸るは 紙鳶の聲
空から下を 見下して
(ゑ)紙鳶の達磨は 力んでござる
僕等もあゝして 飛び度(た)いな
  ■あら 愉快だな 愉快だな
  ●あら 愉快だな 愉快だな

●手鞠の歌: 手 鞠(明治25) 手鞠歌(明治25) 手鞠と紙鳶(大正02)
手まり歌(昭和16) 手 毬(昭和10)

合輯新作唱歌の歌詞(昭和3年)
トントン手毬の 數へ歌
(ひ)い 二(ふ)に 三つ四つ五つ
六つと数えて 七つになると
わたしは 尋常一年生
  ■あら うれしいな うれしいな
  ●あら うれしいな うれしいな

ブンブン唸るは 紙鳶の聲
空から下を 見下して
(ゑ)紙鳶の達磨は 力んで居れど
小さくなっては 後しざり
  ■あら をかしいな をかしいな
  ●あら をかしいな をかしいな


歌詞:10/04/06/名曲1/midi:10/04/10-13/01/20/おけらの唱歌