赤とんぼ【Eb】
戦後 5年生の音楽/昭和22年

作詞
作曲
三木 露風
山田 耕筰


夕焼小焼の、赤とんぼ
   ■負われて見たのは、いつの日か

山の畑の、桑(くわ)の実を
   ■小篭こかごに摘んだは、まぼろしか

十五で姐(ねえ)やは、嫁に行き
   ■お里のたよりも、絶えはてた

夕焼小焼の、赤とんぼ
   ■とまっているよ、竿さおの先

●同名異曲: 大正少年4(大正08) 新訂尋常3(昭和07)
5年生の音楽(昭和22)


新おけら歌集(03/06/22-12/02/12) 楽譜:bunbun(2016/04/16)おけらの唱歌

■白露時代を築いた詩人の代表作。白秋の詩風が明るいのに対し、露風は内面的である。その詩に「日本音階」が効果的に使われている名曲。