海の朝(A)
高等小學唱歌(昭和05)

作詞
作曲
作者不詳


潮の音(と)遠し 明(あけ)行く海
なほ夜の名残に さ霧はこめて
  ■這い寄る浦波 砂を洗ふ
  ■歌船かすか 夢に似たり

紫にほふ 東の空
横雲忽(たちま)ち 眞紅に燃えて
  ■見る見る太陽 波を離る
  ■神代のままの 光たふと

金龍をどり きらめく沖
早くも島々 夢よりさめて
  ■群立つかもめは 風に白し
  ■命は溢る 海の朝(あした)

●同名異曲: 大正少年9(大正14) 高等小(昭和05)

歌詞:11/05/10/midi:11/06/10-16/02/02/おけらの唱歌