女子の務(G)
検定小學唱歌5(昭和04年)

作詞
作曲
坪内 雄蔵
納所弁次郎

女子(をなご)と生まれ出でし身は
先ず第一は 氣立てぞや
よし顔ぶりに 花たくも
人をそねまず いつはらず
言葉すくなに しとやかに
心すなほに やさしくば
■それぞしぼまぬ 花の色
藝のいろいろ ひまびまに
修むるもよし さりながら
先ずたちぬひよ 料理法
家事のまかなひ 一わたり
衛生育児 算術や
讀み書くわざも 証文に
■せめて人出の 借らぬまで
女學唱歌(明43) 検定小学5(昭和04)
家に在る日は 父と母
とつげば夫 ふたしふと
如何なる人に 向かふにも
先ず思ひやりを 第一に
我身つめりて いたさ知り
うきはなぐさめ 楽しみは
■下々までも 分かてかし
妻よく内を 治めなば
夫は外を もっぱらに
その事々を 成就せん
母すこやかに かしこくば
子等もかしこく 育つべし
おつとや 子のため 國のため
■重き務めぞ 女子(じょし)の務めは

●同名異曲: 女学唱歌1(明治43)
検定小学5(昭和04)

歌詞:09/02/03/midi:09/12/01