山里(Em)
明治唱歌第四集/明治22年12月

作詞
作曲
大和田建樹
芝  葛鎮


みどりしたたる のきの山(やま)
変化(へんくわ)つねなき まどの雲(くも)
朝日(あさひ)をそらに おどらせて
うたごゑかれぬ 谷(たに)の水(みづ)
造化(ざうくわ)の腕(うで)は わがこころ
  ■とらへてこゝに はや幾日(いくか)
●同名異曲: 明治唱歌4(明治22) 新編教育7(明治39)
検定小学5(昭和04)
(め)ざむる ちごのまくらには
(やなぎ)のまはす かざぐるま
やねに友(とも)よぶ やまばとも
なれちはことば かはすらん
をさなごころに もえそむる
  ■造化の愛(あい)は はや幾重(いくへ)

すゝきの波(なみ)の ほがくれに
うきしづみする 女郎花(おみなめし)
たゞうちまねく 夕風(ゆふかぜ)
そでさまざまの のべの秋(あき)
かきねづたひに うかれきて
  ■あとみかへれば 妻(つま)も子(こ)


歌詞:08/07/13/midi=09/01/25