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五尺のからだ 一ぱいに
大和だましひ こもりたる
さがみの太郎 時宗が
■鎌倉しっけん たりし時
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4 |
忽必烈今は こらへかね
我日の本を 一うちと
時は弘安 四年夏
■大軍つかはし せめ来る
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2 |
元の大王 忽必烈(クビライ)が
支那をのこらず 手に入れて
なほあきたらず 我国へ
■無礼の使を おこしたり
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5 |
かねてかくごの 時宗は
ふせぎの用意を おこたらず
朝廷にても 神々へ
■勅使たてゝの おんいのり
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3 |
時宗いかって いくたびか
来る使を おひかへし
さいごの使の 首をはね
■覺悟のほどをぞ 示しける |
6 |
たまたま七月三十日(みそか)の夜
にはかにおこる 神風に
三千よそーは こなみぢん
■十万よ人は 水のあわ |
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●合唱
あなここちよや きみよしや
国威かがやく 日の光 |