燈臺(G)
重音唱歌集2/明治34年04月

作詞
作曲
旗野十一郎
作者未詳


おもかぢとりかぢ 磁石のしるべ
やみよの船脚 あてなきをりに
えたりの一聲 楫取(かとり)も棹子(かご)
  ■嬉しき眼(まなこ)
  ■火影(ほかげ)にそゝぐ

しのつく雨夜(あまよ)に 陰火(をにび)か星か
畝立(うねだ)つ浪の上(へ) 光のますは
うれしやこれこそ 示方(しるべ)のほかげ
  ■船子(ふなご)の父母(ちゝはゝ)
  ■海路(うみぢ)の神ぞ

はてなき海路の 望はいづら
百艦(もゝふね)千艦(ちふね)も さすかた一つ
昔は不知火 今は大御代
  ■めでたき光は
  ■この燈臺ぞ

●同名異曲: 重音唱歌2(明治34) 小学唱歌4(明治38)
新編教育(明治38)

歌詞:15/11/18/midi:16/01/10/おけらの唱歌