君が代(F)
祝祭日唱歌/文部省告示 明治26年

作詞
作曲
古今和歌集
奥 好義


君が代は 千代(ちよ)に 八千代(やちよ)
  ■細石(さざれいし)の 巌となりて
  ■苔の生(む)すまで
中等唱歌(明治22) 小学唱歌1(明治25)
祝祭日唱歌(明治26) 新編教育唱歌3(明治38)

●同名異曲: 第一の君が代(明治02) 第二の君が代(明治13)
第三の君が代(明治14)

■第二番目の「君が代」(奥 好義)■

● 一番目の「君が代」は、日本人の音感に馴染まず、評判はすこぶる悪かったので、この歌詞に見合った曲を作ることになり、1880年(明治13)、宮内省雅樂課の一等伶人(楽人)林廣守(ひろもり)が課内の伶人に作曲を競わせ、奥 好義(よしいさ)のものを選定した。それにドイツ人音楽家F・エッケルトによって西洋風和声がつけたものである。

● 1903年(明治36)、山田耕作がドイツに留学してた頃、ドイツの大学の音楽教授たちが、世界の主な国歌について品定めをした「世界国歌コンクール」で、この曲は一等を受賞している。
歌詞:06/11/18/midi:08/07/22-12/12/12/おけらの唱歌