紀元節(C)
祝祭日唱歌/文部省告示 明治26年

作詞
作曲
高崎 正風
伊沢 修二


雲にそびゆる 高千穂(たかちほ)
高根(たかね)おろしに 草も木も
なびき伏しけん 大御世(おおみよ)
  ■仰ぐ今日こそ楽しけれ
中等唱歌集(明治22) 小学唱歌1(明治25)
祝祭唱歌(明治26) 新編教育3(明治38)
●紀元節:神武天皇即位の日(2月11日)を祝う儀式。
海原(うなばら)なせる 埴安(はにやす)
池の面(おも)より なお広き
恵の波に 浴(あ)みし世を
  ■仰ぐ今日こそ 楽しけれ

天津日嗣(あまつひつぎ)の 高御座(たかみくら)
千代万代(ちよよろずよ)に 動きなき
(もとい)定めし そのかみを
  ■仰ぐ今日こそ 楽しけれ

空に輝く 日の本(ひのもと)
(よろず)の国に  たぐいなき
国の御柱 立てし世を
  ■仰ぐ今日こそ 楽しけれ

●同名異曲: 明治唱歌1(明治21) 祝祭日唱歌(明治26)
大正幼年4(大正04)

歌詞:08/11/23/midi:08/12/04-12/12/12-16/01/16/おけらの唱歌