一人旅(Bb)
新編教育唱歌集8(明治39)

作詞
作曲
作者不詳
ドイツ民謡

1: 落葉ふみて 一人たどる
秋の暮の 山道
鹿の聲は 谷にひびき
■雨の雲は 峰より

2: されど望 胸にみてり
いさを立てん 望は
(あか)き光 われを招く
■いざやいざや いそがん

●原曲:真実(まこと)の愛
●詳しくはチューリンゲン民謡
●異名同曲 菫つみ(明治22) 幼き昔(明治22) 春の野遊(明治36)
一人旅(明治39) 姉妹(昭和22)

真実の愛
作詞
作曲
訳詞
W・Chezy
F・Kucken
堀内 敬三
1: いかで君と 別れゆかん
ふかく慕う この身の
熱き思い 君に通い
■心永久(とわ)にかわらじ

3: 我が身鳥と ならば君を
雨に風に 訪(と)わまし
翼折れて 君が前に
■死すとも我 嘆かじ

2: 青き花の 忘れなぐさ
君よ胸に 秘めませ
花は散れど 君が愛は
■とこしなえに 朽ちせじ



歌詞:09/04/10/midi:09/07/30/おけらの唱歌/楽譜:Bさん(2013/07)
■原曲である「真実(まこと)の愛」は、ともしび歌集によると、W・Chezy詞、F・Kucken曲となっているが、キュッケン(1810〜1882)はドイツの作曲家で合唱指揮者。歌曲の小品を多く残した人である。