近江八景(G)
新編教育教科集7(明治29)

作詞
作曲
作者不詳


三井寺の鐘の音 澄み渡る夕暮れ
初雁も堅田に 声立てて落ち来ぬ
ひとり立てる 唐崎の老松(おいまつ)
  ■雨か波か 淋しげに響くは
新編教育7(明治29) 新尋常小学6(昭和07)
今なお身にしむ 粟津野の秋風
いずかたぞ昔の 兼平の石碑(いしぶみ)
瀬田の夕日 とこしえに淋しく
  ■比良(ひら)の暮雪 いつ見ても美し

月の影さやかに 澄み昇る石山
千代かけてしのぶは 紫のその筆
山田・矢走(やばせ) 見え渡る名どころ
  ■さして帰る 舟の帆も三つ四つ

●同名異曲: 新編教育唱歌7(明治39) 読本唱歌(明治43)

歌詞:08/03/21/midi:12/12/12-16/02/20/おけらの唱歌