蔵王のうた 【Am】

作詞
作曲
刈田 仁
白鳥音羽


我等歌とう 陸奥(みちのく)
(く)しき山あり 真(げ)に山の王者「蔵王」
  ■ああ燃ゆる火を 胸に抱きて
  ■ああ地に黙す ここに幾年(いくとせ)
熱き想いの 胸に激しく 絶えてゆくもの
この山に 我等夢あり

我等歌とう 陸奥に
(は)しき山あり 忘れじの山よ「蔵王」
  ■ああ国分けて 陸羽(りくう)の空に
  ■ああ別れ咲く 二つの愁い
若き命の 胸に激しく 深ければこそ
この山に 我等歌あり

我等歌とう 陸奥に
蔵王の嶺の 白銀(しろがね)の華よ「樹氷」
  ■ああ人の世の 聖(きよ)き界(くに)ぞと
  ■ああ若人の 泣きて慕いし
樹氷の山の 胸に激しく 我を呼ぶもの
この山に 我等祈らん

歌詞の違う歌集もあります。
・2番:「熱き命の 胸に…」→バラライカ歌集
・3番:「聖き国ぞと」 →バラライカ歌集




新おけら歌集(05/10/18) / うたごえ若人同窓会 / 楽譜:ビーさん(05/11-07/10)

■さすが仙台、流れのギター弾きさんからのチェックがありました。
 作詞の「白鳥音羽という人と作曲の「刈田 仁」さんは同一人物で、刈田 仁がペンネームなのだそーです。   
2005/10/30

ビーさん語録
2007年10月11日 18:03
 ササササッ、サミー! 寒ィ〜だすな。
 深浦も寒ィ〜だすべが。オラほだば、もうストフ炊いてるでハ。
ストフってなんだべがって。ストーブのことだ。オラホではストフって言うんだすよ。厳密には薪ストフのことで、石油の場合は石油ストンブって…まあ、何とでもええどもなっす。

 これから言うことは、何とでもエエとはゆかんだすな。あのな、「蔵王のうた」だすども、おけらの歌詞が少しオ歌詞イところがあるんだす。

・2番「熱き命の」−−−>元楽譜では「わかきいのちの」となってるけど「熱き」と書いて「わかき」と読むだすべが? 詩人の作品は変わった読み方することがあるからなあ?
・3番「聖き(きよき)国ぞと」−−−>「きよきかいとぞ」が元楽譜の読み方だども、これも変わった読み方だすな。新発見!見逃しやすいのは、「ぞと」じゃなくて「とぞ」だすよ。

 かなり細かい発見じゃけんど、オラ今、秋田合唱団の演奏会で使う楽譜もチェックしてみたんだ。したっきゃな、やっぱ、あるある。ミスプリみたいな、意図的に変えたみたいな楽譜がけっこうあるんだすよ。このまま歌ってもエエもんだがワリもんだが、迷ってしまうなあ?????
楽譜って、あんまり信用なんねぇもんだなや。オラの作った楽譜は別だよ! アハハハッ。       へば、また。
2007年10月11日 23:21
 おばんです! オラホも3B3B3B ストフはまんだつけでね!
 つけでね!ちゅーのはSWを入れて無いという意味で、ストーブをsettingしてねーちゅー意味ではないです。って、おなじですかね、意味合いは???

 蔵王のうた、オラのUPした歌詞はバラライカ版のようで、こいつの作者は「作者不詳」となってます。ビーさんのは、シッカリ書かれています。この刈田という人と白鳥という人は同一人物です。これは歌詞ページで了解済みか。失礼!

 今、若人の歌集を見ました。こっちはビーさんのおっしゃる通りなんで、そのうち若人版で訂正しておきます。どーもこの歌は仙台でも(山形の蔵王では、この歌は歌われていません。宮城、それも仙台のうたごえ喫茶バージョンonlyです。)
 2つの歌い方、メロディも歌詞も若干異なっています。オラはバラライカ以外で聞いたことがないので、バラライカでの蔵王の歌しか分かりません。んで、この歌の時は常にWベースを弾いているので、歌って無いのですよ。ということは、歌ってる皆さん(ほぼ全員、バラライカ歌集を見ないで歌っています。)がバラライカ版の歌詞なのか若人版の歌詞なのか、分からないのです。かまり(臭い)的には若人版のような気がします。オラがバラライカに行く時は「若人同窓会」の時が多いからね。

■2番「熱き命の」→「若き命」です。
■3番「聖き(きよき)国ぞと」→「聖き界(くに)ぞと」です。
●「界」=「かい」ではありません、「くに」です。「とぞ」ではありません。