炭坑の刺青(Em)

詞曲
訳詞
B・E・ウィラー
中川 五郎
1: 疲れた足を引きずって
炭坑 去って行く
身体をすくめて行く俺に
木枯しは 吹き付ける
炭坑夫でしか生きて行けない
哀れな 俺の血潮
■落盤で負った傷あとが
■刺青に見えるのさ
■どす黒く汚れきった

3: 俺たちの権利を守るため
組合を作りかけること
会社は暴力で押さえつける
でも 腕組み 闘った
故郷も金も 俺にゃない
あるのは炭坑の刺青だけ
■胸の痛み こらえて
■この炭坑を去って行く
■一文なしで

2: おかしな刺青してるなと
誰かに問われたら
死にかけた事故の傷あとだと
俺は応えるのさ
今じゃ 炭坑の暗闇や
冷たい石場が 仲間さ
■新しい炭坑求めて
■旅を続けるのさ
■寒さに震えながら
4: 仕事をうばった機械や
不況を 恨まない
俺たちの恨む飽いては
他にあるのさ
故郷も金も 俺にゃない
あるのは炭坑の刺青だけ
■胸の痛み こらえて
■この炭坑を去って行く
■一文なしで

●寒さに震えながら




新おけら歌集(13/08/10)singout2 / 楽譜:ビーさん(2013/10)
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