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広いヴォルガ波間遠く
誰を呼ぶのか汽笛よ
■あの娘の住む街はずれの
■空は真赤な夕やけ
●…以下■部分は、くりかえし…
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4 |
夏の夜よ汽笛ひびき
若者はためいきつく
■たぐいのない美しさは
■ソルモヴォの可愛い娘(こ)よ
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2 |
しゃれた服装(なり)で若い男
娘を訪ねてみたが
■「好きよ」と昨日答えたのに
■今日は顔さえ見せない
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5 |
朝はあけて工場の門(かど)で
娘は男に話す
■二人の恋を書いた本は
■まだどこにもないらしい
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3 |
月の光そそぐ窓辺
娘は何を読んでる
■あかつきまで窓のあたり
■誰かが忍び歩くよ
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6 |
広いヴォルガ波間遠く
誰を呼ぶのか汽笛よ
■あの娘の住む街はずれの
■空は真赤な夕やけ
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▼広いボルガ 訳詞:森 おくじ(1956)
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広いボルガの 河面はるか
汽笛鳴らし 船がゆく
■夕日映えるゴーリキーの街よ
■君はそこに 住んでいる
●…以下■部分は、くりかえし…
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4 |
夏の夜の 岸辺遠く
さそい度いと 気をもむが
■ソルモヴォに住む 愛しい人
■君は今日も 知らぬ顔
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2 |
昨日は好きと 答えながら
今日は逢いに 来もしない
■ルバシカ着かえ 君の家に
■来ない訳を 聞きにゆく
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5 |
朝の工場の 門の前で
会えば君は 言うだろう
■いつも本を 読んでるけど
■二人の事は書いてない と
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3 |
逢う日忘れ 君は窓辺
本を開き 読みふける
■朝のサイレン 鳴る頃まで
■僕はひとり 窓の下 |
6 |
広いボルガの 河面はるか
汽笛鳴らし 船がゆく
■夕日映えるゴーリキーの街よ
■君はそこに 住んでいる |