沙羅殺生(山唄) 【Am】

作詞
作曲
イーダ
京都教大
いぶき

語り

断崖と焼き畑に囲まれた 出雲の里に降る雪は
さらさっしょうと 降るそうな

世の語り草に あることに
昔 ひどい飢饉の年
草の根さえも 食べ尽くされ
生まれたまま赤子は捨てられ 娘は身を売られ
女たちの悲しみ そのままに
雪は深く 深く降り積んだそうな
唱歌 さすてすさっしょう さらさっしょう(数回Repeat)
●唱歌の読み=しょうが

こ狭霧しんしん 降りやまん
峠のみちは 地獄みち
  ■娘が売られて ゆくものを
  ■どうにも しようもできなんだ

山の里にゃ 実はならん
可愛いやや子が 産まれても
  ■子捨て地蔵は 山の陰
  ■かかは狂うて それべく候

唱歌 さすてすさっしょう さらさっしょう
(むご)げな事よの さらさっしょう



新おけら歌集(10/12/03) 歌集あおい空 / 楽譜:ビーさん(13/06)
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