みそ汁の詩(うた) 【Bb】

原詩
作詞
作曲
野村 清澄
石黒真知子
林   学
今夜は豆腐の味噌汁を 俺は夜食に作る
白い豆腐をさいの目に 俺の思いをさいの目に
声をかけたら横向いた
 ■あいつにも あいつにも
 ■暖ったかいみそ汁を 飲ませてやろう

今夜は若布の味噌汁を 俺は夜食に作る
ネギを細かく刻む 重い一日を刻む
仕事をさせて貰えない
 ■悔しい 一日が
 ■うまそうな汁の中から 吹き上がる

今日も得意の味噌汁を 俺は夜食に作る
湯気の向こうで あいつが笑った
湯気のこちらで 受け止める
お前のみそ汁 うまいなと
 ■褒めて くれる
 ■とびきりのみそ汁を 今夜も作る

●同名異曲: 林 学曲 鎌田一平曲


新おけら歌集(05/04/02) / 楽譜:ビーさん(06/10)
■1985年、思想差別と戦う中部電力労働者の人権裁判闘争支援のうたごえの中で生まれた作品。