嵐 【Em】
ハーモニカ・バージョン

作詞
作曲
登 伸身
さみしそうな 貴方の為に
この歌を贈ろう
明日の朝は 貴方の顔に
笑顔もどるように
■雨 雨 風 風
■吹き荒れてみろ
■そんな時こそ 俺たちは
■また強くなってゆく

生きてるなら叫んでみたい
あの陽の落ちる その前に
今日も一日 確かに生きた
俺たちだから
■雨 雨 風 風
■吹き荒れてみろ
■そんな時こそ 俺たちは
■また強くなってゆく
さみしさに 沈んだことや
苦しみに なやんだことが 
明日からの 生きる力に
なってゆくだろう
■雨 雨 風 風
■吹き荒れてみろ
■そんな時こそ 俺たちは
■また強くなってゆく
あたたかい 南の風と
雪解け水の 冷たさが
長かった 冬の終わりを
伝えてくれる
■雨 雨 風 風
■吹き荒れてみろ
■そんな時こそ 俺たちは
■また強くなってゆく

●雨 雨 風 風
●吹き荒れてみろ
●そんな時こそ 俺たちは
●また強くなってゆく
演奏 ハーモニカ・バージョン ピアノ・バージョン


新おけら歌集(04/04/18) / 楽譜:ビーさん(2004/09)

■1978年、うたごえ新聞紙上で紹介され、「三浦昭悦とぽっぷこ〜ん」の演奏で急速に広まった。くじけそうになる自らの心を勇気づけ励ますための歌であったのが、一人歩きを始めてしまったと、作者の談。

■♪〜さみしそうなあなたのために…。登伸身ことフォークシンガー青山武彦が作曲。うた新で楽譜紹介(1978年9/25号)された翌年、音楽センター歌集に収録され、「三浦昭悦とぽっぷこ〜ん」の演奏などで全国に広がった歌。
 そもそもは作曲者からその恋人に贈るラブソングとして作り、誰かのためでなく自分自身に歌いかけるつもりだったのが、一人歩きを始めたという。当時、青山はうた新でこう語っている(79年3/19号)。
 「今、僕は民衆のためというより、活動家のための”うた”がほしい。人間の弱さを知ったからその支えを」「僕らはこれからも、たたかれる冬の時代を生きるだろうし、国民全体が苦しいところに追い込まれてゆくと思う。こんな時代だからこそ、トラさんの映画のラストシーンのような青空がほしい」。
うた新「歌の小箱」172(09/11/16)