木がくれの歌(Eb)
新作唱歌5(大正2)

作詞
作曲
吉丸 一昌
船橋 榮吉


青葉若葉の 木(こ)の下道を
影には見えねど 節おもしろく
話まじりに 聲うちあげて
三人(みたり)ばかりの
聞け 謡(うた)がゆく  聞け 謡(うた)がゆく
  ■蛙が鳴くから 帰ろ 帰ろ

風は騒ぎて 實(げ)に雨蛙
かなた此方に 鳴く聲聞え
心寂しく 日も暮れゆけば
一人一人(びとり)
聞け 謡がゆく 聞け 謡(うた)がゆく
  ■蛙が鳴くから 帰ろ 帰ろ

●同名異曲: 船橋栄吉曲(大正02) 室崎琴月曲

歌詞:12/12/04/midi:12/12/04/おけらの唱歌