黒龍江の解氷(E)
満州唱歌・尋常6年(昭和2)
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作詞
作曲 |
作者不詳 |
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1 |
国境今や 春おとずれて、
江上氷 解けそめぬ、
岸をふるはせ 大地をゆすり、
広野をうねる 黒龍の、
■千里のながれ 一時にうごく。
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2 |
解けてくだくる 音ものすごく、
みだれて下る 厚氷、
白光紫光 かがやき映えて、
くるひみなぎる 江上の、
■壮観奇観 まなこくるめく。
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3 |
五月の日かげ かげろふもえて、
江上すでに 氷なし、
草木も青む 大野の原を、
水悠々と 船うけて、
■地平の雲を 追うてながるる。
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歌詞:10/04/19/midi:10/05/15 |