鎮守に詣でて(D)
高等小學唱歌(昭和05)

作詞
作曲
作者不詳


荒野(あれの)を拓(ひら)きて 村を起しゝ
祖先の遺業 多かる中に
先づこそ仰げ 村の鎮(しづ)めと
  ■いつきまつれる 鎮守の宮居

鳥居くゞりて 登る石段
一足毎に 心さわやぎ
鈴を鳴らして かしはで打てば
  ■神々しくも こだまに響く

神の御鉾と 社頭(しゃとふ)に高き
杉の大木(おほき)を 仰ぎて立てば
此の木植えけん 昔の人の
  ■心さながら 心に通ふ

代々(よゝ)を重ねて 榮行く村の
鎮めといます 神の御前(みまへ)
いでや 誠の心 捧げて
  ■祖先に恥じぬ 勳(いさをし)たてん


歌詞:11/05/10/midi:1106/11-16/02/02/おけらの唱歌