小楠公(Am)
国民学校・初等科音楽三(昭和18)

作詞
作曲
作者不詳


梅雨(つゆ)の晴れ間の 桜井に
別れし父の 面影を
しのべば悲し 十一の
  ■楠の一本(ひともと) なお若し

母のさとしを 身にしめて
かおりも清き 楠木や
河内(かわち)の里に 十余年
  ■今はこずえに 風高し

(なれ)を股肱(ここう)と のたまいし
玉のみ声の 身にしみて
覚悟は強き あずさ弓
  ■生きて帰らじ この門出(かどで)

いくさ利あらず 矢は尽きて
四条畷(なわて)に おおしくも
花とは散れど 永き世に
  ■光かがやく そのいさお


歌詞:08/12/20/midi:09/05/06-16/01/23/おけらの唱歌