若き我等(E)
新訂高等小學唱歌3(昭和10)

作詞
作曲
作者不詳


青葉・若葉に かをる風
山路に 野路に 萌ゆる草
清きを誇る 若人の
あかき血汐の 高鳴りて
  ■きけ何處(いづこ)にて 誰(た)がすさぶ
  ■たへなる節の 樂の音(ね)

永久(とは)にかはらず 大空を
輝き渡る 日かげ 見よ
恐れず おぢず 疑はず
直く 正しく 一すぢに
  ■ただ進みゆく 行手には
  ■望(のぞみ)の高嶺 笑みありて

(あした)・夕(ゆふべ)の 雲のいろ
かほるや 笑むや 四時(しじ)の花
來鳴く小鳥 舞ふは蝶
たえず涌出る 森の水
  ■ああ 面白の天地(あめつち)
  ■若きを幸の 我等かな


歌詞:11/01/20/midi:11/03/01/おけらの唱歌