汽車の窓より(F)
高等小学新唱歌(第1學年)/昭和10年

作詞
作曲
作者不詳


馳せ行く汽車の 窓より見れば
海原 浩(ひろ)
朝日を受けて かがよふ港
白帆のかげも うしろに消えて
  ■つらなる砂丘 つづく松原
  ■またたく内に 去りゆく景色
●男子用曲
馳せ行く汽車の 窓より見れば
麓につづき
野菊は咲きて 尾花はなびく
トンネルぬけて 林となれば
  ■柴かる翁(おきな) 馬を牽きつつ
  ■見送る姿 忽ち消えぬ

●同名異曲: 小学唱歌4(明治26) 唱歌教科書(明治35)
尋常小学6(明治38) 高等新唱1(昭和12)

歌詞:13/09/14/midi:14/02/23-16/01/13/おけらの唱歌