砧の聲(G)
明治唱歌 第二集/明治21年12月

作詞
作曲
大和田建樹
Redner


木の間ふけゆく 夜半の嵐
旅寝の枕の 友か仇か
忘れぬ千里(ちさと)の 夢をさらに
おもえと響かす 遠(おち)の砧(きぬた)
身を斬る霜夜も たれがために
  ■おきゐていとなむ わざやらん
●砧=麻や楮(こうぞ)、藤、葛や葛などで織られた固い布を柔らかくするため、衣を槌で叩くこと。
弟はあるなり ひとの國に
いもとはすむなり 母のそばに
またこん月日(つきひ) 今日か明日かは
ひとつのむしろに 共にあはん
秋風とほさぬ 愛のいへに
  ■砧のひびきも よそにして
●賛美歌115番「ああベツレヘムよ」


歌詞:08/07/12/midi=2009/02/07製作