門の椎の木(F)
中等音楽教科書3(北村)/明治41年

原詩
作詞
作曲
W・ミュラー
吉丸 一昌
シューベルト


木陰に寄りし 夏のゆふべ
(こ)の實拾ひし 秋のあした
(かど)の椎木(しいのき) 見れば思ふ
 ■昔がたりの
 ■あれも夢や これもゆめや
●原曲=菩提樹

▼惜陰
音楽新楽譜4/明治40

作者不詳
▼学生の送別
音楽新楽譜/明治42

米花園楽人(山本正夫)
時雨に霜に 落葉して
淋しき野山 見ても知れや
萎みも敢へぬ 松柏(まつかしわ)
■これぞ學びの
■友なれや 友なれや

まなびの窓の 雪ほたる
あつめしひかり 身にそひて
家路てらしつゝ かへります
■けふのさきはひ
■いかならむ いかならむ

▼朧月
中等教育唱歌/明治41

大和田建樹
▼歳暮
女子音楽教科書2/明治44

犬童球渓
雲雀おちくる 春の野の
芝生に霞む 夕月夜(ゆふづくよ)
いざ此影を 友として
■家路に行かん
■父母の 待つ宿に
ゆきて歸らぬ 年月(としつき)
ひとひ ひとひと 暮し来て
今年も今は 折る指に
■惜しむ日數と
■なりにけり なりにけり

異名同曲: 雀の子(明治23) 惜陰(明治40) 門の椎の木(明治41)
朧月(明治41) 菩提樹(明治42) 学生の送別(明治42)
吉野懐古(明治43) 歳暮(明治44)

歌詞:08/03/29/midi:08/12/16/おけらの唱歌