大江山(D)
幼年唱歌二(明34)

作詞
作曲
石原和三郎
田村 虎蔵

1: むかし丹波の 大江山
鬼どもおおく 籠(こも)りいて
都に出ては 人を食い
■かねや宝を 盗みゆく

4: 大江の山に 来てみれば
酒顛童子が 頭(かしら)にて
青鬼赤鬼 集って
■舞えよ歌えの 大さわぎ

2: 源氏の大将 頼光(らいこう)
ときの帝(みかど)の みことのり
お受け申して 鬼退治(たいじ)
■勢いよくも 出掛けたり

5: かねて用意の 毒の酒
(すす)めて鬼を よいつぶし
(おい)のなかより 取り出だす
■鎧かぶとに 身をかため

3: 家来は名高き 四天王
山伏すがたに 身をやつし
(けわ)しき山や 深き谷
■道なき道を 切り開き
6: 驚きまどう 鬼どもを
ひとり残らず 斬りころし
酒顛童子の 首をとり
■めでたく都に 帰りけり


歌詞:09/09/29/名曲1/midi:10/04/10-12/12/24/おけらの唱歌