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夏の休は 來りけり
あつきさかりは 迎へたり
いざ、師の君に 随うひて
■およぎならはん 諸共に
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4 |
からだはKく 肉こえて
病いるこん 隙もなし
およぎの功(いさを) たゝへつゝ
■うたへや波と 諸共に
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2 |
空までつづく 海原の
水を教の にはとして
打てよや 波の大鼓(おおつづみ)
■蹈(ふ)めよや 波の足拍子
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5 |
海を愛して 恐れぬも
泳(およぎ)覺えし 身の徳ぞ
今は泳も 覺えたり
■いかでか水に 溺るべき
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3 |
楽しき聲を 友として
今日は暑さを 忘れたり
よせ來る汐の 早き瀬に
■明日(あす)も身軆を 鍛へまし
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6 |
大海原に かこまるゝ
わが日の本の 國のため
廣き四海を 家として
■國の名あげよ 君のため
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