見よ見よ児ども(G)
新編教育唱歌集1(明治29年)

作詞
作曲
作者不詳


見よ見よ兒ども 垣根の花を
朝とく咲きて 晝間(ひるま)にしぼむ
  ■そのいさぎよさ 朝顔のはなを

見よ見よ兒ども 小川(をがわ)の水を
あつさに涸れず 寒さにこほらず
  ■絶えず流れて 休まぬさまを

見よ見よ兒ども 堤の蟻を
土をもとかす 眞夏の日中(ひなか)
  ■冬のそなへに 糧をば積むを

見よ見よ兒ども お庭のからす
色黒けれど やしなひ親に
  ■恩をばかへす そのありさまを


歌詞:09/04/10/midi:09/08/02