我陸軍(G)
唱歌教科書4(明治35)

作詞
作曲
作者不詳


あやに畏き わがすめらぎの
御國をまもる つはもの雄々し
歩騎砲工の 分(わか)ちあれど
  ■心は一つ 君のため

手向かふ敵を 騎兵の槍と
歩兵の銃もて 打ち拂ふべし
敵壘くづしは 工兵の鍬
  ■敵營くだくは 砲兵の弾丸(たま)

敵を千里に おひしりぞけて
凱歌奏する 喇叭の響(ひゞき)
きくも勇まし わが陸軍の
  ■萬歳となへて うたへや友

●同名異曲: 新編教育5(明治29) 唱歌教科書4(明治35)

歌詞:11/03/26/midi:11/04/04/おけらの唱歌
■演奏注意■
●豫習曲として、前學年に出でたる「朝風」を復習すべし。
●第二段第一小節なる#5音の高度の下らざる様注意すべし。
●第二章の歌詞中「歩兵」と「砲兵」との混ぜざる様注意あるべし。