吉田松陰(C)
中等唱歌/明治42年5月

作詞
作曲
土井 晩翠
小山作之助


四海(しかい)の鼎(かなへ)と 沸(わ)き立つなかに
尊皇攘夷(そんのうじょうい)の 雄叫(おたけび)たかく
霊火(れいくゎ)を点(てん)ぜし 不朽(ふきゅう)の功(いさを)
霹靂(へきれき)(くだ)けし 跡(あと)こそしのべ
  ■嗚呼(ああ) 松陰(しょういん) 高き其(そ)の名や

家国(かこく)に許(ゆる)しし 五尺のむくろ
死生(しせい)にかへざる 心の操(みさを)
(まこと)に動かぬ 何かはあると
(ふる)ひし雄々(をを)しの 跡(あと)こそ忍(しの)
  ■嗚呼 松陰 永(なが)き其の名や

●同名異曲: 少年唱歌7(明治38) 中等唱歌(明治42)
児童唱歌5(昭和10)

歌詞:08/03/13:midi:10/01/11-16/02/22/おけらの唱歌