海楼眺望(A)
中等唱歌/明治42年5月

作詞
作曲
小野 竹三
ヴェルディ 


朝日のぼる 海の面(おも)
光帯(お)びて 飛ぶや鴎(かもめ)
人はつどふ 浜の網引(あびき)
  ■獲物祝ふ 其のこゑ
●オペラ『リゴレット』第三幕、
●「女心の唄 'La donna e mobile'」より
眼路(めぢ)の限り 一つ色を
水と空と わかつ白帆
浪は躍(おど)る 巌のあたり
  ■真玉(またま)みだれ 雪ちる

浦回(うらわ)かけて 注(そそ)ぐ雨に
急ぎ帰る 海人(あま)の小舟(をぶね)
沖の風に 雲は晴れて
  ■くまもなしや 月影

●異名同曲: 夏の風(明治23) 海樓眺望(明治42)
女心の歌 歌集別目次

●オペラ「リゴレット」第3幕、マントヴァ公爵(テノール)が歌うアリア。
歌詞:08/03/13:midi:09/02/18-13/01/03-16/02/22/おけらの唱歌