炭婦協行進曲 【Am】
+荒木栄作品集+

作詞
作曲
荒木  栄
鉱山に働く わが夫
激しき疲れ 偲びつつ
ともども語る このつどい
■愛情の花 咲き競う
■やさし その名は炭婦協

働く者の 世の中の
働く者の 主婦となる
幸あるあしたを 信ずれば
■しばし脂粉の 香よ忘る
■雄々し その名は炭婦協

家にありては 主婦として
細きかいな ガッチリと
苦しき家計 支えつつ
■正しき子らを 育て行く
■ゆかし その名は炭婦協
炭坑労働者と
炭坑主婦の 協議会
二つ並んだ旗じるし
■高くかかげて 進み行く
■我等の行く手に雲ひかる




新おけら歌集(02/11/29-18/01/30) / 楽譜:ビーさん(2004/09)

■1953年、炭坑の企業整理に対するたたかいの中に、炭坑主婦の人々は、夫と共にたちあがりました。降りしきる雨の中、身じろぎもせず、ピケを崩さなかった三池炭婦協の姿に感激のあまり、その場で作詞作曲したものです。
 (1956/09 荒木 栄)