がんばろう【Em】
+荒木栄作品集+
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作詞 作曲 |
森田ヤエ子 荒木 栄 |
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1 |
ガンバロウ! 突き上げる 空へ
くろがねの男の こぶしがある
燃え上がる女の こぶしがある
■戦いはここから 戦いは今から
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2 |
ガンバロウ! 突き上げる 空へ
輪をつなぐ仲間の こぶしがある
押し寄せる仲間の こぶしがある
■戦いはここから 戦いは今から
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3 |
ガンバロウ! 突き上げる 空へ
国の内外(うちそと)の こぶしがある
勝ち鬨(かちどき)を呼ぶ こぶしは一つ
■戦いはここから 戦いは今から (オゥ!)
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おけら歌集(00/11/29) / 楽譜:ビーさん(2004/09) |
■1960年、三池闘争の最も激烈な段階に直面した労働者が、右手のこぶしを突き上げて「団結がんばろう!」と叫んだ。その吹き上がった闘魂をとらえて作曲されたこの曲は、以後あらゆる労働者の戦いの合い言葉として歌われている。
bunbun地方でも、メーデーの時の定番の曲でした。合いの手が「こぶしがあーる」の部分にに「あ!どっこい!!」でしたかね………。 |
■2004年5月25日に76歳で亡くなった詩人・森田ヤエ子さん作詞で最もポピュラーと言っていい曲。
1960年、福岡県の三井三池炭鉱での1278人もの大量指名解雇反対闘争で生まれた歌。この闘いは全国からの支援のべ35万人(うたごえ行動隊1万人)、対する警官のべ37万人と大きくなり、死者まで出す激しいものとなった。事実上の首切りを認める中央労働委員会の斡旋案が出され、警官の弾圧が露骨になってきた頃、作詩されたという(森田ヤエ子『荒木栄の生涯』(大月書店)。
この歌は「夫の闘争を支えるのでなく、もはや堂々と一緒に闘う」ようになった炭鉱の女性たちも描き、荒木栄(労働者作曲家)は詩を読んだ翌日に歌を大牟田センター合唱団に持込み瞬く間に全国に広がった。
森田、荒木コンビは他に「わが母のうた」「花をおくろう」「五月のうた」等。 |
うた新「歌の小箱」08(06/01/13) |
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