洒落男【G】
+昭和4年+

作詞
作曲
坂井  透
クルーミー
俺は 村中で一番
モボだと 言われた男
自惚れのぼせて 得意顔
■東京は 銀座へと来た

わが輩の 見初めた彼女
黒い眸で ボッブヘアー
背が低くて 肉体美
■おまけに 足まで太い

そもそも その時のスタイル
青シャツに 真っ赤なネクタイ
山高シャッポに ロイドメガネ
■ダブダブな セーラのズボン
馴れ初めの 始めはカフェー
この家は 妾(わたし)の店よ
カクテルにウィスキーどちらにしましょ
■遠慮するなんて 水臭いわ




新おけら歌集(09/09/09)日本の歌唱10 / 楽譜:ビーさん(09/10-13/08)

■クラスメットの「ゲイ・キャバレロ」のメロディに坂井 透(日本のバンジョー奏者の草分け)が、当時流行のモガ・モボの風俗をパロディとして歌詞を付けたもの。レコードが大ヒットした後、浅草オペラでエノケン(榎本健一)のダミ声で、一世を風靡した歌。