Jupiter 【F】

作詞
作曲
吉元由美
ほるすと




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新おけら歌集(04/12/07) / 楽譜:ビーさん(2004/12)
■この曲は、ホルストの組曲「惑星」のなかの「木星(=Jupiter)」のさびの部分に日本語歌詞をつけて歌っている曲です。原曲は組曲だけあって、火星・金星・水星・木星・土星・天王星・海王星 と一通り在ります。

火星=Mars(マース)は、戦いの神様
金星=Virnus(ヴィーナス) は女神
水星=Marcry(マーキュリー)は商売の神様。ギリシャ神話のエルメス
木星=Jupiter(ジュピター)は神の中の王。ギリシャ神話のゼウス。
土星=Saturn(サターン)は農業の神様。ゼウスのお父さんです。
天王星=Uranus(ユーラヌス)は天の神様
海王星=Neptune(ネプチューン)は海の神様。ギリシャ神話のポセイドン


組曲「惑星」作品32について
■ Gustave Holst 1874-1934
 管弦楽のための組曲「惑星」、そしてイギリス軍楽隊の為に書かれ、吹奏楽・管楽合奏のレパートリーとして定着した「組曲 第1番・第2番」が最もよく知られた作品と言えるでしょう。教育者として活動しながら作曲活動を続けた彼のの作品は、プロ、アマ問わず多くの演奏者に愛されつづけています。

 インド思想や宗教などに興味を持った作者が占星術に傾倒していったのは当然だったのかもしれません。彼は天文学的なイメージでこの組曲を作曲したのではなく、占星術での惑星のイメージで描きました。冥王星はそのころはまだ発見されていなかったので、含まれていません。近年ではホルスト協会の会長コリン・マシューズが新たに”冥王星再生をもたらす者”を作曲し、イギリスではこのスタイルで演奏されることが多いそうです。

 現在までに数多いレコードがリリースされていますが、作曲者本人と遺族の意志で、編曲や 楽器編成の変更、抜粋しての演奏がいっさい禁止され続けています。オーケストラの規模も大きく、終曲の女性6部合唱を必要としているためコストもかかり、なかなか生で演奏される機会が少ないとされるのも人気の秘密かもしれません。

第1曲:火星”戦いをもたらす者”
      アレグロ、ハ長調、4分の5拍子
第2曲:金星”平和をもたらす者”
      アダージョ、変ホ長調、4分の4拍子
第3曲:水星”翼のある使者”
      ヴィヴァーチェ、8分の6拍子
第4曲:木星”喜悦をもたらす者”
      アレグロ・ジョコーソ、ハ長調、4分の2拍子
第5曲:土星:”老年をもたらす者”
      アダージョ、ハ長調、4分の6拍子
第6曲:天王星”魔術師”
      アレグロ、ハ長調、4分の4拍子
第7曲:海王星”神秘なる者”
      アンダンテ、4分の5拍子