ルンルンは北へ去った【Em】

詞曲
訳詞
Violeta Parra
にしむらよしあき


ルンルンはもういない 北へ行ったよ
いつ帰るだろう 分からないよ
幾つもの 山や川を越えて
アンデスにかかる雲の彼方
  ■今は険しい道のりを
  ■歩き続けているだろうか 北を指して

ひとつの季節が 過ぎる頃に
さすらいの旅に 出て行ったよ
青い空を 見上げながら 故郷を思い出して
  ■いつか帰る日を夢見て
  ■さすらいの旅を続けている 北を指して

ルンルンはもういない 北へ行ったよ
いつか帰るだろう 帰って来るよ



新おけら歌集(06/04/04/民衆のうた12) / 楽譜:ビーさん(06/04-09/09)
■ルンルンとは方言で「ハチドリ」のことをいいます。この場合はパラが親しかったある人につけたあだ名のようです。ビオレータのあらゆる作品と同様、チリ民謡の心をつかんで、素朴な美しさにあふれた曲です。
浜田滋郎(1977/07歌集自由の風)