黒い眉【Cm】
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詞曲 訳詞 |
ウクライナ民謡
島村 喬 |
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1 |
おお 暗い暗い
真夜中のような 黒い眉
燃えるような あの娘の瞳よ
■おお 瞳 瞳 その瞳
■呼びかけるような
●おお 瞳 瞳 その瞳
●呼びかけるような
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3 |
おお 煮える煮える
油のような 黒い眉
見つめる 茶色の瞳は
■おお 煮える煮える
■油のように
●おお 煮える煮える
●油のように
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2 |
おお 燃える燃える
火のような唇 黒い眉
茶に濡れた お前の瞳よ
■心を 見透かすような
■恐ろしい 瞳よ
●心を 見透かすような
●恐ろしい 瞳よ |
4 |
おお 暗い暗い
真夜中のような 黒い眉
燃え上がる 娘の瞳よ
■おお 黒い 黒い眉
■ささやきかける
●おお 黒い 黒い眉
●ささやきかける |
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新おけら歌集(10/10/10-12/28)ロシアの詩 / 楽譜:ビーさん(11/02) |
■黒い眉
この曲はウクライナの民謡で古くからよく歌われ、いまでもウクライナ人は集まって歌っている。ウクライナ語なのでこのメロディーの味は独得な感動を呼び起こす。「黒い眉」は勿論ウクライナ語である。この際黒い眉とは黒い瞳を意味しているし、ウクライナ人たちがジプシーをうたっているものだと解していい。意識的にジプシィーを歌っていないにしても、そう解していい根拠はある。西部ウクライナには一見してジプシィ一だとみていい黒い髪と黒い瞳の少数民族が住んでいる。
これらはジプシィーが定着して定業をもっていることを意味するものだ、と友人の一ウクライナ人が私に語ったことがある。そのような西部ウクライナの小数民族の中の美しい娘を歌ったものだ。
ジプシィ一の黒い瞳がもつ無限の神秘性に魅せられた者だけのうたう歌として、そのメロディーは、それだけのはげしい情熱を湛えている。
●百瀬三郎
元満日東京政治部、東條内閣国策研究会講師、戦後は作家。政治学者である櫻田淳氏の叔父。作詞家の島村喬と同一人物。山崎豊子氏と、剽窃盗作『華麗なる一族』に関して裁判になったことがある。
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1960/01/28 百瀬三郎【島村喬】 |
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