ケヴィン・バリ【C】

作詞
作曲
アイルランド歌


ある日曜の朝 あの絞首台で
ケヴィン・バリは死んだ 自由のために
  ■まだ19の若者 その名と共に
  ■アイルランドに生きる 自由の兵士

僕らは犬じゃない アイルランドの兵士
あの日の夜明けに パン屋のそばで
  ■僕らは闘った 自由のために
  ■僕らは犬じゃないこの胸を射て

とらわれの毎日 牢屋の中で
イングランドの奴らが バリを責めたて
  ■仲間の名前を 聞こうとしたが
  ■バリは誇らかに Noと答えた

▼原詩
In Mountjoy Gaol one Monday morning high upon the gallows tree
Kevin Barry gave his young life for the cause of liberty
But a lad o' eighteen summers and yet no one can deny
As he walked to death that morning he proudly held his head on high.



新おけら歌集(10/04/02)青年歌集6 / 楽譜:bunbun(2014/09)
■1902年にダブリンで生まれたケヴィン・バリは、15歳の時、アイルランド義勇軍に加入。その後、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンの医学部に入学。
1920年9月、数人の同志とともにケヴィン・バリは英国軍を戦うが、自分自身も受傷し、傷害、殺人罪で逮捕。英国は国際的な非難の中で、反逆罪としての銃殺刑ではなく、一般の犯罪人と同様、絞首刑の判決を下しました。同年11月に処刑後、刑務所内に埋葬され、家族の立ち入りも許可されませんでした。2001年10月、他の9名とともに、国民葬として再埋葬されました。