ケ・サラ 【G】

作詞

作曲

訳詞
J・フォンタナ/C・ペス
N・イタロ/F・ミグリアッチ
J・フォンタナ/C・ペス
N・イタロ/F・ミグリアッチ
にしむらよしあき


押さえ切れない怒り こらえ切れない悲しみ
そんなことの繰り返しだけど 決して負けはしないさ
  ■ケ・サラ ケ・サラ ケ・サラ
  ■僕たちの人生は 平和と自由もとめて
  ■生きてゆけば いいのさ

泣きはらした夜 迎える朝のまぶしさ
涙の乾く時はないけど 決して倒れはしないさ
  ■ケ・サラ ケ・サラ ケ・サラ
  ■僕たちの人生は 平和と自由もとめて
  ■生きてゆけば いいのさ

いつも思い出すのさ 自由のために死を選んだ
グエン・バン・チョイ ジョー・ヒル ビクトル・ハラを
決して忘れはしないさ
  ■ケ・サラ ケ・サラ ケ・サラ
  ■僕たちの人生は 平和と自由もとめて
  ■生きてゆけば いいのさ

広く高く大きく 明日(あした)に向かって力強く
人間の優しさを うたえうたえ
うたえ うたえ うたえ

うたえ うたえ うたえ 人間の優しさを うたえうたえ
明日
(あした)に向かって力強く
広く 高く 大きく
  ■ケ・サラ ケ・サラ ケ・サラ
  ■僕たちの人生は 平和と自由もとめて
  ■生きてゆけば いいのさ



新おけら歌集(03/10/04) / うたごえツアーin仙台(03/09)
楽譜:ビーさん(2004/09)

■題は「どうなるかわからない」「なるようになる」といった意味。元は当てもなく故郷を出て行く若者の歌(J・フォンタナ、C・ペス作詞)。イタリアのサンレモ音楽祭1971年第2位の曲で、男女4人組リッキ・エ・ポーヴェリ(金持ちと貧乏人)や盲目の歌手ホセ・フェリシアーノの演奏で国際的に広がった。
 日本では岸洋子等がレパートリーにしたが(岩谷時子訳)、日本語詞を書いたにしむら(当時東京フォークソング連絡会議)は「米国の侵略を止めたベトナム戦争の勝利(75年)の浮き立つ気分が残る数年後に『あの素敵なメロディを心に合わせて歌いたい』と「平和と自由求めて」を書いた」という(1986年8/25号)。
うた新「歌の小箱」53(07/03/15)