紙の兵隊【Bm】

詞曲
訳詞
オクジャワ
山之内重美

1: 一人の兵隊が
住んでいました
■美しく勇ましい
■紙の兵隊

5: けれどあなたは
彼を信ぜず
■大切な秘密も
■明しはしなかった

2: この世を正しく
したいと 思って
■彼は出かけた
■雄々しく戦に

6: 彼は進んだ
炎に向かって
■すっかり忘れていた
■自分が紙だと

3: みんなが幸せに
生きられるように
■炎をかいくぐり
■戦い続けた

7: 彼は焼かれた
紙の兵隊
■あとには灰さへ
■ 残らなかった

4: あなたのためなら
死んでもいいと
■二度でも三度でも
■死んでみせると



新おけら歌集(07/11/28)ロシア愛唱歌集 / 楽譜:ビーさん(07/12)

■絵本を読むような平易で愛らしい歌詞から始まっているだけに、結末の残酷さが胸を打ちます。理想に燃えた人ほど、犠牲になりやすい世の中というものがあるのでしょう。「愛する両親を逮捕された時はもちろん悲しかったが、12歳だった僕は、それ以上にスターリンを愛し尊敬する愛国少年だった」と、後にオクジャワは苦渋をにじませ語ってくれました。「青い風船」は母を、「紙の兵隊」は銃殺された父を思う歌でもあります。
山之内重美記