ひとり野道を行けば 【Cm】
ロシア・ロマンス50選

作詞
作曲
訳詞
レールモントフ
シャーシチ
森 おくじ
1: ひとり野道を行けば
夜雷 青く流れ
■チヤペル
■ひびく礼拝堂の歌よ
■はるか星はひかる

4: やがてあの墓のなか
静かに眠りたい
■力づよく生きぬき
■今は未練もない

2: 今宵、夜空は晴れて
眠るわが大地よ
■つらいこの人生に
■何を待ちのぞむか

5: 日ごと夜ごと愛した
こころもえる歌よ
■道に樫の木ひとつ
■高くざわめき立つ

3: いつも自由をもとめ
悩み生きた青春
■何故かこの世にかける
■夢も望みもない



新おけら歌集(2017/07/09)ロシア・ロマンス50選 / 楽譜:bunbun(2017/08)
■挑戦的な人生を歩んだ、異彩の抒情詩人レールモントフは、貴族たちの企む決闘で敗れ、26歳でその生涯を閉じました。この詩は、彼が残した記念碑のような作品として、心に深く訴えかけてきます。女流作曲家のシヤーシナは、拝情にみちたロシアの旋律をひびかせ、彼の青春の思いを感動的に歌いあげています。この歌は、後半の旋律を少し変えた形で、民謡として歌われているものもありますが、多くの人々に愛唱され、ロマンス歌謡の中の傑作として光り輝いています。