冬の道 【Am】
ロシア・ロマンス50選

作詞
作曲
訳詞
プーシキン
アリャビエフ
森 おくじ
1: 夜霧を通して
光る月かげ
淋しい荒れ野に
■あかりがひとつ
■あかりがひとつ

5: かわいい二ーナよ
あしたは会える
炉端でお前を
■眺めていたい
■眺めていたい

2: 凍る冬の道
駆けるトロイカ
鈴の音うつろに
■悲しくひびく
■悲しくひびく

6: 家路へ急ぐか
時計の音も
はるかな二ーナヘ
■心は飛ぶよ
■心は飛ぶよ

3: ふるさとの歌を
取者がうたうよ
昔のそのふし
■心にしみる
■心にしみる

7: 馭者の歌も消え
荒れ野ははるか
鈴の音流れて
■月影くもる
■月影くもる

4: 町のあかリもなく
行く手は暗い
見わたすかぎりに
■ただ雪野原
■ただ雪野原



新おけら歌集(2017/07/09)ロシア・ロマンス50選 / 楽譜:bunbun(2017/08)
■鈴の音も淋しく、はてしない雪の夜道を走るトロイカ…。冬のロシアを劇的に歌ったこの歌は、プーシキンが1826年に書いた作品です。トロイカとは、三頭立ての馬棲のことで、当時は冬の大事な交通機関でしたが、今ではもう観光用のものになってしまいました。 ロシア的な美しい旋律を書いたアリャビエフは、このほか名曲「うぐいす」の作曲者として、私たちにも馴染みぷかい名前です。