琵琶湖哀歌【Eb】
+昭和16年+

作詞
作曲
奥野椰子夫
菊地 博

遠くかすむは 彦根城
波に暮れゆく 竹生島
三井の晩鐘 音絶えて
■なにすすり泣く 浜千鳥

比良の白雪 溶けるとも
風まだ寒き 志賀の浦
オールそろえて さらばぞと
■しぶきに消えし 若人よ

瀬田の唐橋 漕(こ)ぎぬけて
夕陽の湖(うみ)に 出で行きし
雄々しき姿よ 今いずこ
■ああ青春の 唄のこえ
君は湖の子 かねてより
覚悟は胸の 波まくら
小松ケ原の 紅椿(べにつばき)
■御霊を守れ 湖(うみ)の上




新おけら歌集(11/04/21)Req:浅見光彦さん / 楽譜:ビーさん(11/07)
■昭和16年4月6日に琵琶湖でボート練習中に突風のため転覆し水死(琵琶湖遭難事故)した第四高等学校(現・金沢大学)漕艇部の部員11人を悼んで作られた曲。