埋められた武器の子守唄 【Em】

詞曲 クリスティナ・
クラヘルスカ


悲しみの川面には 月の光あふれ
静かな流れの岸に 楓がゆれている
 ■眠れよ土に深く 埋められた我が武器よ
 ■眠れよ土に深く 埋められた我が武器よ

悲しみの川の森は 眠りに閉ざされて
銀色に光る星も 淀みに落ちて行く
 ■眠れよ野辺の底に 埋められた我が武器よ
 ■眠れよ野辺の底に 埋められた我が武器よ

悲しみの川面には 月の光流れ
暗い夜の森にさえ その手を触れて行く
 ■眠れよ兵士のように 眠れよ我が武器よ
 ■我等がその眠りを 目覚めさせる日まで



新おけら歌集(04/12/19) / おやきさんリクエスト(04/11)
楽譜:ビーさん(2005/01)

クリスティーナ・クラヘルスカ
■ワルシャワはヴィスワ川のほとりに人魚像(シレナ像)が立っています。この像は、シレナと言う娘が人魚になったと言うおとぎ話から「シレナ像」と呼ばれています。1937年に制作され、蜂起で亡くなった看護婦クリスティーナ・クラヘルスカがモデルにされたとのことです。
人魚のお話
■その昔、ど田舎のヴィスワ川のほとりに貧しい漁師夫婦が住んでいました。ある朝、下半身は魚で、上半身が美しい女性の人魚を生け捕りにしました。漁師は人魚を家に連れて帰りましたが、なんとか川へ帰して欲しいと人魚に懇願され、結局は川へ帰してやることになりました。
 それ以後、漁師の家の周りにだんだん人が住み着くようになり、漁師は魚を売ってだんだん裕福になっていきました。この漁師夫婦の名前が「ワルスWars」と「サワZawa」で、これがワルシャワの始まりなのだそうです。