インターナショナル【G】

作詞
訳詞
POTTIER EUGENE EDME
佐野 碩/佐々木孝丸
作曲 DE GEYTER PETRUS CHRISTIANUS(ヂジェラール)


起てうえたる者よ 今ぞ日は近し
さめよ我がはらから 暁は来ぬ
暴虐の鎖たつ日 旗は血に燃えて
海をへだてつ我等 かいな結びゆく
  ■いざ戦わんいざ ふるい起ていざ
  ■あゝインターナショナル 我等がもの
  ■いざ戦わんいざ ふるい起ていざ
  ■あゝインターナショナル 我等がもの

聞け我らが雄叫び 天地轟きて
屍越ゆる我が旗 行く手を守る
圧制の壁破りて 固き我が腕
今ぞ高く掲げん わが勝利の旗
  ■いざ戦わんいざ ……ref……



新おけら歌集(03/06/16) / 楽譜:ビーさん(2004/12)

■1872年、パリ・コミューンの年に作詞、1888年に作曲されると瞬く間に全世界の労働者に歌われるようになった。日本では新劇運動の佐々木孝丸によって訳され、1922年、弾圧の中「文芸講演会」で初めて歌われた。更に昭和初期、訳者二人によって現在の歌詞になった。

■世界初の労働者政府だったが、外国軍の介入もあって弾圧された1871年のパリ・コミューン。それ参加しイギリスに亡命した木材労働者ポティエが詩を書き、1888年、フランスの木材旋盤エドゥジェテルが作曲した歌。ドゥジェテルは日頃から労働者仲間の生活や希望を反映するシャンソンを作り、居酒屋などで唱和していた。
 日本には1903年、小塚空谷訳で「労働世界」に紹介されたが、広まるのは佐々木孝丸らの邦訳(1922年)が出来てからで、さらに日本語詞として改作。戦前の政府はこの歌を禁止し、ならば「ラララ」で歌えばそれも弾圧され、ついには声のないジェスチャーで表現されることで、戦後まで引き継がれた。
うた新「歌の小箱」14(06/04/17)